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はじめに―本書のねらい 〈pi〉｜［第1編］犯罪学・刑事政策の危機｜刑事政策の危機と復権（本庄武） 〈p3〉｜少年司法の危機と復権（武内謙治） 〈p17〉｜刑事学の危機と復権（松原英世） 〈p35〉｜［第2編］世界の犯罪学｜アメリカの犯罪学―ウエスト・コーストの犯罪学・刑事政策学教育（丸山泰弘） 〈p55〉｜イギリスの犯罪学―カーディフからの報告（ディビッド・ブルースター） 〈p77〉｜ノルウェーの犯罪学―オスロ大学法学部犯罪学・法社会学科（津島昌寛） 〈p107〉｜バルカン地域の犯罪学―クロアチアを中心に（上田光明，アンナ-マリア・ゲトッシュ・カラッツ， レアナ・ベジッチ） 〈p123〉｜日本の犯罪学―一人の若手研究者としての体験と提言（相澤育郎） 〈p133〉｜［第3編］犯罪学の新動向｜犯罪学者のアイロニー―犯罪の減少をどう説明するか？（石塚伸一） 〈p149〉｜犯罪生物学の再興―エイドリアン・レインによる講演「暴力の解剖学」（浜井浩一） 〈p175〉｜ダルクに関する社会学的研究の意義―アジール概念を通じた検討の可能性（相良翔） 〈p189〉｜地域社会と犯罪（竹中祐二） 〈p205〉｜「語り」と「場」の臨床研究（阿部寛） 〈p225〉｜元受刑者の回復の道のり―対立から対話へ（五十嵐弘志） 〈p235〉｜犯罪人像のパラダイム転換―先祖返り（遅れている人）から、過適応者（急ぎすぎる人）へ（石塚伸一） 〈p245〉｜刑事政策学の危機と創生・新時代の犯罪学―共生の時代の合理的刑事政策を求めて（石塚伸一） 〈p265〉｜終章｜創生・新時代の犯罪学―“つまずき”からの“立ち直り”を支援する新たな犯罪学の創生に向けて（石塚伸一） 〈p285〉｜あとがき 〈p291〉