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資料区分 1図書
請求記号 326.3-Yo-36404
タイトル 刑事手続における被害者参加論
著者・編者 吉村真性
チョシャ・ヘンジャ ヨシムラ シンショ
ページ 370p
サイズ 21cm
出版元 日本評論社
出版地 東京
出版年月日 20200225
受入年月日 2020年03月10日
件名1 被害者学
件名2 犯罪被害者
言語種類 日本語:Japanese
ISBN 978-4-535-52443-9
注記 著者吉村氏の吉は士が土。|タイトル英語表記:Victim Participation in Criminal Proceedings
内容細目1
はしがき 〈pi〉|第1章 刑事手続における被害者参加論の提起|第1節 犯罪被害者の利益と刑事法の利益の歴史的流れ 〈p1〉|第2節 20世紀以降の「被害者学」の国際的影響とダイナミズム〈p3〉|第3節 日本における被害者学の軌跡と刑事法への学術的影響 〈p4〉|第2章 モデル構造論によるアプローチの構築|序 モデル論を活用したアプローチの意義 〈p15〉|第1節 パッカーの二つのモデル論 〈p16〉|第2節 日本におけるモデル論の意義 〈p18〉|第3節 鯰越による訴追主義モデル 〈p26〉|第4節 ローチのモデル論 〈p29〉|第5節 サンダースのフリーダム・モデル 〈p32〉|第6節 ビルーフの「被害者参加モデル」 〈p34〉|第7節 概括―「三極モデル構造」 アプローチの提示 〈p45〉|第3章 アメリカの被害者参加論から得られる示唆|序 アメリカの被害者参加論の意義と特徴 〈p53〉|第1節 前提的考察 〈p54〉|第2節 背景 〈p55〉|第3節 マクリードによるVISに関する分析 〈p80〉|第4節 VISを巡る合憲性の議論を手ががりに 〈p82〉|第5節 被告人の手続的保障と被害者の権利 〈p94〉|第6節 刑事訴訟と犯罪被害者の現状 〈p107〉|第7節 答弁取引における犯罪被害者への配慮 〈p114〉|第8節 被告人の対審権の手続保障の観点 〈p118〉|第9節 概括 〈p122〉|第4章 イギリスの被害者参加論|序 イギリスの被害者参加論の意義と特徴 〈p127〉|第1節 VS(Victim Statement)に関するパイロット事業 〈p128〉|第2節 被害者参加を巡り展開されてきた諸見解 〈p134〉|第3節 VPS(Victim Personal Statement)スキーム 〈p142〉|第4節 FIS(Family Impact Statement)スキーム 〈p156〉|第5節 検察官の義務を巡る議論 〈p163〉|第6節 一連の控訴院判決 〈p207〉|第7節 概括 〈p224〉|第5章 日本における「被害者中心モデル」の台頭|序 本章の意義と特徴 〈p231〉|第1節 日本における被害者の権利運動の展開とその影響 〈p232〉|第2節 意見陳述制度の創設 〈p233〉|第3節 意見陳述制度創設を巡る有識者間の議論 〈p245〉|第4節 立法後の意見陳述制度の実務運用について 〈p247〉|第5節 被害者の権利確立に向けた新たな改革と議論 〈p255〉|第6節 概括 〈p265〉|第6章 日本における「被害者参加制度」創設とその後の展開|序 被害者を巡る現状の概観 〈p269〉|第1節 犯罪被害者の参加権論と日本国憲法 〈p271〉|第2節 「被害者参加制度」創設を巡る議論 〈p284〉|第3節 被害者中心モデルの拡大の兆候 〈p302〉|第4節 被害者参加人による参加制度を巡る運用とその後の議論 〈p310〉|第5節 被害者参加制度の影響を巡る議論 〈p315〉|第6節 被害者中心モデルによる影響・弊害可能性の分析 〈p325〉|第7節 被害者中心モデルの価値理念に対する判例の傾向と問題点 〈p340〉|第8節 総括―その後の展開に見える三極モデル間の位相 〈p347〉|第7章 総括|第1節 三極モデル構造化した諸相の確認と概念 〈p353〉|第2節 三極モデル構造における方策の検討と展望 〈p357〉|索引 〈p363〉
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