独立行政法人国立青少年教育振興機構 青少年教育情報センター

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資料ID 900000003
資料名 自己肯定感とは 【資料等は本ページの情報のみ】
著者 国立青少年教育振興機構/編
出版社 国立青少年教育振興機構
ページ数 1p
出版年 201512
資料等分類 報告書(青少年機構研究センター所管)
資料等利用形態 利用可
関連資料
<報告書等(ダウンロード版)>
〔関係資料等〕
自己肯定感とはなんだろう?
自己肯定感とは、自分のあり方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉です。 (出典 実用日本語表現辞典)

自己肯定感とは、自尊感情(Self Esteem)、自己存在感、自己効力感などの言葉とほぼ同じ意味合いで使われています。
(出典 国立教育政策研究所 『自尊感情』?それとも『自己有用感』? 平成27年)

小学校高学年の時期に、重視すべき発達課題の一つとして、自己肯定感の育成があげられています。
(出典 子どもの徳育に関する懇談会 子どもの徳育の充実に向けた在り方について(報告)
平成21年)

自己肯定感の高い子とはどんな子?
自己肯定感が高い子どもとは、「自分が価値のある存在である」と感じていたり、自分に自信がある子どもだといえます。その特徴としては、様々な物事に取り組む意欲が高いことがあげられます。
学習や労働といった具体的な対象への意欲の減退だけでなく、成長の糧となる様々な試行錯誤に取り組もうとする意欲そのものが減退している背景には、青少年の自己肯定感の低さなどがみられることが指摘されています。
(出典 中央教育審議会 次代を担う自立した青少年の育成に向けて(答申) 平成19年)


自己肯定感に関する調査結果(日本国内)
国立青少年教育振興機構が小学生、中学生、高校生を対象として実施した調査結果(※1)では、次のような傾向がみられました。

・自然体験や生活体験が豊富な青少年ほど自己肯定感が高い。
・自己肯定感を構成する6つの項目の中でも、「体力に自信がある」という項目は、どの学年においても他の5つの質問との相関が高い。

(※1)「青少年の体験活動等に関する実態調査(平成24年度調査)」
上記調査の報告書等をご希望の方は次のページを検索の上ご確認ください。
資 料ID:110318441
タイトル:「青少年の体験活動等に関する実態調査」報告書平成24年度


自己肯定感に関する調査結果(日米中韓の4か国との比較)
国立青少年教育振興機構が日本、米国、中国、韓国の高校生を対象として実施した調査結果
(※2)では、次のような傾向がみられました。

・日本の高校生は、米国、中国、韓国の高校生に比べて自己肯定感(自尊感情)が低い。
例:「自分はダメな人間だと思うことがある」 日本72.5%、中国56.4%、米国45.1%、
韓国35.2%
・日本はもとより、米国、中国、韓国を通じて、自然体験が多い者は、自己肯定感が高い。

(※2)「高校生の生活と意識に関する調査-日本・米国・中国・韓国の比較-(平成27年度調査)」
上記調査の報告書等をご希望の方は次のページを検索の上ご確認ください。
資 料ID:110330388
タイトル:高校生の生活と意識に関する調査報告書 [平成27年度]
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