1図書 |
326.368-Ta-35505 |
失敗してもいいんだよ|子ども文化と少年司法 |
初版1刷 |
竹原幸太 著 |
タケハラ コウタ |
159p |
21cm |
本の泉社 |
東京 |
20170505 |
2017年06月26日 |
少年法 |
少年犯罪 |
少年非行 |
児童福祉 |
日本語:Japanese |
978-4-7807-1625-2 |
まえがき 〈p3〉|一章 少年事件にみる思春期の発達困難 :|一 「残忍さ」の裏にある育ちの「未熟さ」 〈p10〉|二 「自分づくり」のもがきと歪み 〈p17〉|三 少年非行の増加・凶悪化は本当か?―統計データに見る「非行の実態」 〈p25〉|二章 子どもの育ちを支える少年司法の仕組みと専門職の仕事 :|一 少年法今昔物語―少年法の歩み 〈p34〉|二 子どもの「悪さ」をどのように見るか?―非行・いじめ問題対応に追われる学校 〈p45〉|三 家栽調査官に学ぶ非行克服の視点 〈p54〉|四 少年院・児童自立支援施設の「育て直し」―「矯正教育」と「共生教育」 〈p60〉|五 地域社会での経過観察を担う保護観察所 〈p70〉|三章 当事者による非行克服過程の発信とその課題 :|一 「非行」と向き合う親たちの会と「新しいコミュニティ」 〈p76〉|二 少年院出院者によるピアサポート活動―セカンドチャンスが社会へ投げかけるもの 〈p82〉|三 元少年A著『絶歌』をどう見るか?―当事者の少年事件の公開をめぐって 〈p91〉|四章 少年司法の行方と展望 :|一 国連子どもの権利条約と少年司法「改正」問題 〈p100〉|二 国際的に注目される修復的司法―被害者と加害者との対話 〈p109〉|三 学校の「修復的実践」を通じて修復的司法を理解する 〈p118〉|終章 「悪さ」・「つまずき」・「失敗」を「育ちの栄養素」に変える「子ども文化」と「甦育」の視点 :|一 多様な視点から解明される子どもの「悪さ」 〈p130〉|二 「悪さ」対策の「健全育成」ではなく「野性味あふれる子ども文化」の復権へ 〈p136〉|三 「つまずき」や「失敗」を「育ちの栄養素」に変える営みとなる「甦育」 〈p145〉|《寄稿》 失敗する権利・やり直す権利・立ち直る権利―「子どもと司法」と〝健全育成〟(増山均) 〈p148〉|あとがき 〈p155〉