1図書 |
140.3-Ma-36278 |
「助けて」が言えない|SOSを出さない人に支援者は何ができるか |
2刷 |
松本俊彦 編 |
マツモト トシヒコ |
263p |
19cm |
日本評論社 |
東京 |
20190805 |
2019年08月27日 |
精神身体医学 |
福祉心理学 |
相談支援 |
日本語:Japanese |
978-4-535-56379-7 |
はじめに 〈p1〉|Ⅰ 助けを求められない心理|1 「医者にかかりたくない」「薬を飲みたくない」―治療・支援を拒む心理をサポートする(佐藤さやか) 〈p8〉|2 「このままじゃまずいけど、変わりたくない」―迷う人の背中をどう押すか(澤山透) 〈p19〉|3 「楽になってはならない」という呪い―トラウマと心理的逆転(嶺輝子) 〈p28〉|4 「助けて」ではなく「死にたい」―自殺・自傷の心理(勝又陽太郎) 〈p42〉|5 「やりたい」「やってしまった」「やめられない」―薬物依存症の心理(松本俊彦) 〈p54〉|6 ドタキャン考―複雑性PTSD患者はなぜ予約が守れないのか(杉山登志郎) 〈p68〉|Ⅱ 子どもとかかわる現場から|7 「いじめられている」と言えない子どもに、大人は何ができるか(荻上チキ) 〈p80〉|8 「NO」と言えない子どもたち―酒・タバコ・クスリと援助希求(嶋根卓也) 〈p92〉|9 虐待・貧困と援助希求―支援を求めない子どもと家庭にどうアプローチするか(金子恵美) 〈p102〉|Ⅲ 医療の現場から|10 認知症のある人と援助希求―BPSDという用語の陥穽(大石智) 〈p112〉|11 未受診の統合失調症当事者にどうアプローチするか―訪問看護による支援関係の構築(廣川聖子) 〈p124〉|12 「人は信じられる」という信念の変動と再生について―被災地から(蟻塚亮二) 〈p134〉|13 支援者の二次性トラウマ、燃え尽きの予防(森田展彰,金子多喜子) 〈p145〉|Ⅳ 福祉・心理臨床の現場から|14 「助けて」が言えない性犯罪被害者と社会構造(新井陽子) 〈p160〉|15 薬物問題を抱えた刑務所出所者の援助希求―「おせっかい」地域支援の可能性(高野歩) 〈p171〉|16 性被害にあい、生き抜いてきた男性の支援(山口修喜) 〈p182〉|Ⅴ 民間支援団体の活動から|17 どうして住まいの支援からはじめる必要があるのか―ホームレス・ハウジングファースト・援助希求の多様性・つながりをめぐる支援論(熊倉陽介,清野賢司) 〈p194〉|18 ギャンブルによる借金を抱えた本人と家族の援助希求―どこに相談に行けばよいのか(田中紀子) 〈p207〉|19 ゲイ・バイセクシュアル男性のネットワークと相談行動―HIV・薬物使用との関連を中心に(生島嗣) 〈p218〉|座談会:「依存」のススメ―援助希求を超えて(岩室紳也,熊谷晋一郎,松本俊彦) 〈p231〉|参考文献 〈p263〉