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資料区分 1図書
請求記号 326.5-U-36268
タイトル 囚人と狂気|一九世紀フランスの監獄・文学・社会
著者・編者 梅澤礼 著
チョシャ・ヘンジャ ウメザワ アヤ
ページ 267;39;2p
サイズ 22cm
出版元 法政大学出版局
出版地 東京
出版年月日 20190315
受入年月日 2019年08月08日
件名1 刑務所--フランス--歴史--19世紀
件名2 囚人
件名3 フランス文学--歴史--19世紀
言語種類 日本語:Japanese
ISBN 978-4-588-37605-4
注記 索引あり
内容細目1
推薦のことば(ドミニク・カリファ) 〈piii〉|序章 〈p3〉|1 監獄法案 〈p3〉|2 監獄をめぐる研究 〈p5〉|3 監獄をめぐる表象 〈p6〉|4 本書の構成 〈p8〉|第一部 「狂った囚人」|第一章 一八二〇年代|1 概史 〈p13〉|2 欠如した存在としての囚人と足し算型の処遇 〈p19〉|3 囚人のために図書コンクール 〈p22〉|4 博愛主義 〈p24〉|5 悪臭と悪徳 〈p25〉|第二章 一八三〇年代|1 概史 〈p31〉|2 博愛主義の名残 〈p39〉|3 トックヴィルとリュカ 〈p44〉|4 快適な監獄 〈p45〉|5 博愛主義批判と厳罰化 〈p48〉|6 「監獄は学校である」 〈p52〉|7 伝染病と犯罪 〈p54〉|8 統計 〈p57〉|9 犯罪者の国家 〈p61〉|10 監獄という動物園 〈p64〉|11 骨相学 〈p67〉|12 「精神の奇形」 〈p69〉|13 監獄における性 〈p72〉|14 女囚の性 〈p75〉|15 監獄学の誕生 〈p77〉|16 新型囚人の登場とリュカの変節 〈p82〉|第三章 一八四〇年代|1 概史 〈p87〉|2 囚人と労働者 〈p89〉|3 監獄法案への反論 〈p94〉|4 モン・サン・ミッシェル事件 〈p98〉|5 狂気とは何か 〈p106〉|6 「狂った囚人」の肖像 〈p110〉|7 泥水の浄化 〈p117〉|8 「狂った囚人」の犠牲 〈p121〉|9 監禁から流刑へ 〈p123〉|第四章 一九世紀後半|1 概史 〈p127〉|2 空気の個別化 〈p129〉|3 空気から光へ 〈p130〉|4 マザス監獄 〈p133〉|5 マザス監獄と自殺 〈p137〉|6 小ロケット監獄の悲劇 〈p140〉|7 デジェネレッサンス理論の誕生 〈p142〉|8 デジェネレの肖像 〈p144〉|9 流刑の一般化 〈p148〉|第二部 監獄と文学|第一章 一八二〇年代|1 監獄と文学の出会い 〈p155〉|2 『ローラン、もしくは囚人たち』 〈p157〉|3 『アントワーヌとモーリス』 〈p159〉|4 囚人による作品 〈p164〉|5 囚人の新しい描写 〈p167〉|6 囚人文学 〈p171〉|第二章 一八三〇年代|1 バルザックと博愛主義 〈p173〉|2 リュシアンの獄死 〈p178〉|3 バルザックと監獄改革 〈p181〉|4 ラスネール伝説 〈p187〉|5 青年時代のラスネール 〈p188〉|6 作家としてのラスネール 〈p195〉|7 ラスネール伝説の起源 〈p203〉|第三章 一八四〇年代|1 『パリの秘密』と隠語 〈p207〉|2 文学と奇形学 〈p213〉|3 一つの法・二つの未来 〈p218〉|4 大ロケット監獄とジャン・ヴァルジャンの徒刑場 〈p223〉|5 小ロケット監獄とプチ・ピクピュス修道院 〈p229〉|第四章 一九世紀後半-よみがえる黄金期 〈p237〉|1 『娼婦エリザ』とバイヤルジェ 〈p237〉|2 『娼婦エリザ』とレリュ 〈p241〉|3 ゴンクールによる監獄資料の批判的引用 〈p243〉|4 ラスネールとマルドロール 〈p246〉|5 怪物的犯罪者の実像への回帰 〈p250〉|終章 〈p255〉|1 監獄法案と流刑制度 〈p255〉|2 文学と監獄の関係 〈p256〉|3 犯罪学と文学の一世紀 〈p258〉|あとがき 〈p263〉|図版出典 〈p38〉|注 〈p1〉|人名索引 〈pi〉
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