1図書 |
326.41-He-35289 |
愛と痛み|死刑をめぐって |
河出文庫 |
初版 |
辺見庸 著 |
ヘンミ ヨウ |
158p |
15cm |
河出書房新社 |
東京 |
20160820 |
2016年12月16日 |
死刑制度 |
日本語:Japanese |
978-4-309-41471-3 |
毎日新聞社 2008年刊の増補、文庫化 |
愛と痛み 死刑をめぐって 〈p9〉|究極の試薬-まえがきにかえて 〈p11〉|第1章 愛と死と痛みと 〈p14〉|<不都合なもの>への愛 〈p15〉|マザー・テレサの言葉の衝撃 〈p18〉|私の痛みから他の痛みへ 〈p22〉|第2章 日常と諧調 〈p26〉|可変的な時間体としての人間 〈p26〉|日常はなにを維持しようとするのか 〈p28〉|壊れゆくものにたいする畏怖 〈p30〉|被造物の最期のにおい 〈p35〉|死の間際の痙攣 〈p38〉|死刑は有史以来、存在しつづけてきたが…… 〈p41〉|いっさい情動のない殺人 〈p44〉|なぜ犬だと泣けるのか 〈p48〉|第3章 日常と世間 〈p52〉|鵺のようなファシズム 〈p52〉|戦後民主主義は世間を超克しえなかった 〈p54〉|世間とメディアが合体する 〈p59〉|第4章 世間と死刑 〈p62〉|「公共敵」というバッシング 〈p62〉|公共と世間は間逆の概念 〈p64〉|世間では個人が陥没する 〈p68〉|天皇制と世間 〈p72〉|執行の瞬間 〈p75〉|死刑は私たち世間が支えている 〈p77〉|第5章 日本はなぜ死刑制度を廃止できないか 〈p81〉|文学は死刑と関係がないのか 〈p82〉|EUの死刑廃止宣言 〈p83〉|世間が司法を支配する 〈p88〉|ギュンター・グラスと恥の感覚 〈p92〉|恥なき国の日常 〈p98〉|臆病者の暗い眼で見る 〈p99〉|マザー・テレサのこころの叫び 〈p102〉|第6章 死刑と戦争 〈p105〉|国権の発動たる死刑と戦争 〈p105〉|憲法第九条と死刑 〈p107〉|「私がスパルタクスです」 〈p109〉|朝の廃墟 〈p117〉|解説 〈心〉をさらす言葉(鵜飼哲) 〈p148〉